むらさき - MONTHRY ARCHIVES

高城剛さんの「2035年の世界」を読んだ。お風呂で。ジップロックに入れて。

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彼の公式サイトtakashiro.comを見ると "コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍" しているとある。結婚・離婚やノマド的生活、お髭、ハイパーメディアクリエイター(とはもう自称していないようだが)のイメージが強すぎて、、、誤解していました。

世界中でありとあらゆる言葉と体験をインプットしているからこその俯瞰的視座。「科学書ともノンフィクションとも違う、私的な直感と妄想」と書いているとおり、妄想的な項目もあったが、妄想はワクワクする。直感はデータより面白い。

いくつもクリッピングしたい言葉があったが、ひとつだけ引用。

お金さえ払えば手に入る「高級車」や、限定的な「情報」について人前で自慢げに話す行為は、成熟した社会では恥ずかしい行為である。いくらお金を払っても、そう簡単には獲得出来ない教養や知識に裏支えされた会話こそが、その人の信頼につながるのは、情報を簡単に回覧できる時代に、ますます価値が高くなるだろう。

Posted: 2014年11月18日 23:29

毎日、小さな地球を見て、躊躇する。
facebookの共有範囲の話。


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地球全体に共有・公開したいって気持ちは分かる。
blogだってTwitterだって基本は公開だしね。


おいしいものを食べて飲んで、
休日を楽しんで、家族を愛して。


けど、その地球人のムフフやトホホに
「いいね!」することで赤の他人の
ニュースフィードに送りこんでしまう事が
気になるのだ。賛成の反対なのだ。


本人がいいんだからいいじゃんね!
とも思う。けどね...


地球は小さい?それとも大きい?
心の中で今日もまた、いいね!けどね...


Posted: 2014年11月15日 18:32

月1ペースで更新しようと思っていたのだが、10月はさぼってしまった。どうです?最近さぼってます?今から60年以上前に、電通の四代目社長によって作られた電通社員の行動規範<鬼十則>の二番目にはこうある。


仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない。


さぼる・怠ける・放置することで後手にまわる。仕事の連絡も、皿洗いや洗濯物も、あの人への不義理も...。やらなきゃいけないよなーという小骨が喉にひっかかった状態がつづく。

何事も、やらなきゃいけない(義務=受け身=後手)ではなく、 やっていいんすか?!(権利=先手)と思えると幸せだろう。世の中には、先手先手でまめまめしく、翌日に持ち越さない人がいる。尊敬。


先手・後手というと思い浮かぶのは将棋の世界。将棋は必ずしも先手が有利ではないそうだが、囲碁やチェスは先手の方が有利だそうだ。ホント? さておき、羽生善治さんの言葉を引用する。


遠回りしながらも、もがいて身につけたものの方が、

簡単に得たものよりも後々まで役立ちます。(羽生善治)


近頃は最短距離や最適解、コスパ重視な風潮。それもまた、インターネット、スマートフォン、ビッグデータの影響だろうか。ネット経由の近道や抜け道ができて、色んなことが簡単になった。つまりは、遠回りをする機会が減った。分からないことも、忘れたことも、面倒なことも、瞬時にそれなりに答えが見つかる。それなりに。

ネットは後手にまわりがちな場所だ。SearchやShareといった受け身的な使い方=他人のふんどしを活用・転用できる世界だ。でも、自分でふんどしを締めるような"先手的"使い方、受け身ではなくもがき悩むことにより、多様な視点や価値観を得られる場所でもあるよなー、と思うのです。(曖昧かつ生意気でスイマセン...)
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先手先手を打つことで、人より遠回りしちゃったり面倒なことに巻き込まれることもあるかもしれない。でもそれは、後手には絶対味わえない価値ある体験だ。


<鬼十則>の六番目にはこんな言葉。


周囲を引きずり回せ、
引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。


ネットでもリアルでも、先手を打とう。遠回りしよう。


Posted: 2014年11月 7日 08:30
Satoru Murayama
村山 覚 / Satoru Murayama

PROFILE

第5CRP局 コピーライター/CMプランナー
名刺上はこのような肩書ですが「一行の力」や「15秒の短編」で何とかできることは稀で、じっくり&にっこりとストーリーテリングをする仕事だよなぁと思う今日この頃です。