電通でコピーライターやってるけど質問ある? - MONTHRY ARCHIVES

あけましておめでとうございます。

今日で仕事始めという方も多いのではないでしょうか。

今年もなかよくしてくださいね。


 

 

2014年が幕を開けて早々に驚いたことといえば、あけおめメールが0通だったことです。

LINEかfacebookのメッセージ、この2つばっか。

変わりましたね、ツール。

高校生のときのような、メールを下書きに保存しておいて年を越した瞬間に送信ボタンを押すもサーバーがパンクしていてエラーが表示されてヤキモキ!とか、「電話番号で送れるメールの方がエラーになりにくいぜ」みたいなドコ情報だよそれってのを偉そうに語る憎たらしいやつとか...もうぜんぶ遠い過去の出来事です。

 
 
 

そして新年恒例の、「facebookに投稿される、膨大な新年の抱負」

いいね!を押しすぎて腱鞘炎になりそうです。

友人が某女性誌を非モテ製造機と断罪しておりましたが、

facebookは意識高すぎてリアルでは到底口にできないセリフが集まるオアシスのようです。

「今年は、人生のスタートラインに立つべき年だと直感しています」

「これまでのすべての出会いが、今の僕をつくってくれているのですね」

「新サービスを2月に公開します!世界を変える2014年になりそうな予感☆」

「明日はきっと今日より素晴らしい☆」という明るい未来を手放しで信じていける前向きポジティブ人間だけ安心してコミュニケーションをとれる場として、今日も日々進化しつづけています。


 

 

極めつけはこれでした。

https://www.facebook.com/yearinreview/usomegane

 

一年間をふりかえれる機能.........!

な ん な ん だ こ れ は 。 

ただでさえ腱鞘炎で痛めている右手ひとさし指が繰り出すマウススクロールのスピードが当社比2倍速にならざるをえませんでした。

クリックひとつで一年間を一ページにまとめてくれる。

時系列に並べてくれるので、TOPにはご丁寧に一年前の「新年の抱負」がドヤ顔で現れる。

そんなお手軽機能が突きつけるのは、「新年の抱負もいいけどさ、2013年はちゃんとリア充できてた?」という問い、つまりは前向きポジティブ人間を背中からナイフでそっと刺してくるかのごとく冷たい一撃です。

明るい未来を信じるだけでも疲れるのに、

さして取り上げるべきこともなかった一年と改めて向き合わなくてはならない。

なんというメンタルタフネス。

なんというソーシャル時代。

リア充のオアシスは、リア充のメンタルトレーニングまで一手に担おうとしているのです。

 
 

 

PathのようなクローズドSNSとか、

LINEのなかよしグループチャットとか、

リアルな場での飲み会とか、

そういうところではそんな意識高いことみんなぜんぜん言わないのに。

そのギャップがどんどん広がっていって、Fb上では別人格が形成されているひとがどんどん増えているなあ。

とても興味深いです。

引き続き、非リアの仮面をかぶったリア充クソ野郎として、リア充ヲチを続けてまいります。

以上、フジタの新年の抱負でございました。

 @2gta9

Posted: 2014年1月 6日 22:00
Takuya Fujita
藤田 卓也 / Takuya Fujita

PROFILE

東京大学大学院 工学系研究科を修了後、12年電通入社。2年目コピーライターとして、コピーやCM制作だけでなく、デジタル領域の企画なども手がける。ヤングカンヌ国内選考会プリント部門ファイナリスト、NEW STARS日本代表。