広告とその周りの何か

ご無沙汰しています。

その後、営業局に異動してどたばたと。

クライアント作業については書けないし、忙しさにかまけすっかり放置になってしまいました。

こんなことではいけないと、書評リレーに加わることにして、「ゼロ・トゥ・ワン」について書きました

本当にティールの発想力は凄くて、感心することしきりです。彼へのインタビュー記事がNewspicksで連載になっているので、それを読むだけでもエッセンスに触れることができます。

興味を持ったら是非、「ゼロ・トゥ・ワン」も読んでみてください。


Posted: 2014年11月 5日 16:30

どうも、電通モダン・コミュニケーション・ラボの大木天馬です。
最近はキラキラネームも増えましたが、今年後厄な私の年代にはまだこんな名前は珍しかったので、天馬、と名前で呼ばれることも多いです。
#会社の下の耳鼻科で初診の際、子供と思われて「おおきてんまくーん!」と呼ばれた時は参りました。おっさんが出てきたので先生も苦笑してましたが

電通人生では一番営業が長いのですが、現在はデジタル・プロモーション部というところにいまして、その名の通りWebやアプリ、あるいはその他のデジタル技術を活用して、集客・販促・認知拡大できないかなーということを日々考えています。

8ビットが主流だった中学生時代からパソコンに慣れ親しんできた身なので、得意分野のつもりではあるのですが(情報システムにも3年ほどいました)、デジタルネイティブな新入社員世代に負けないように知識の更新に必死でございます。

少し前はクラウドサービスについての勉強をしていました。
クラウドではAmazon Web Service(AWS)が有名です。
AWSのサイトにブラウザからアクセスして、借りたいサーバの種類を選んでボタンを押せば、5分くらいで自分専用の仮想サーバが起動し使えるようになります。まるでamazonで買い物をするかのようです。1時間単位で利用でき、支払いもクレジットカードだったりします。

私が制作するWebサイトのうち、キャンペーン用のものは1か月から3カ月程度の期間限定がほとんど。かつ急な作業も多いため、あっという間に立ち上がる、時間貸しというクラウドサービスの特徴ととても相性がいいのです。
話が決まったら小さなサーバを借りてすぐ開発開始、本番はもう少し性能の良いものを借りて立ち上げ、終わったら終了告知だけ置く小さなサーバに切り替えて、告知が終わったらストップ。止めたその時間から、費用はもうかかりません。

また、サーバの性能を柔軟に変えることができるのもメリットです。
オートスケーリングという機能をONにしておけば、アクセスが増えて今使っているサーバには荷が重くなった時には、自動的にサーバの数を増やし、並行動作して負担を軽減してくれます。そしてもちろん、負荷が下がれば数が減り、必要な数だけ動作します。

昔なら、・ピークに合わせて高性能で高価なサーバを用意し、暇な時間はオーバースペック、あるいは・そこそこのサーバを用意し、アクセス集中の際にはパンクして機会損失しても諦める、この間の上手なバランスを見極めなければいけませんでしたが、クラウドサービスのオートスケーリングを使えば、いいとこ取りをすることが可能です。

ただし、あまりに急にアクセスが増えた場合にはオートスケーリングが追いつきません。

典型的なのはブランドがヤフトピや人気テレビ番組で取り上げられた場合ですが、最近新しく理由に加わったのはLINE公式アカウントでのキャンペーン告知です。

クライアントさんがLINE公式アカウントを持っていて、たくさん友だちがいる場合、メッセージでキャンペーン告知をすると、その直後、ほんとうに2〜3分で、物凄いアクセスが来ます。

LINEでのメッセージ送付はメールマガジン送付のように分割することができず、全員に同時に配信されます。

かつLINEの告知は他媒体での告知より開封率が高く、しかも受信直後に開封する方が多いので、とても多くのお客様が一気に来る、という結果になってしまうのです。まさに嬉しい悲鳴。


 graph.jpg

LINEでキャンペーン告知をした場合のアクセス(イメージ)
これは1時間単位のグラフなので、アクセス直後数分間の負荷は更に高い
※この数値は実際のものを参考に比率だけ似せたイメージです。

LINEでの告知はこちらから発信するので、アクセスが来る時間がわかります。テレビ番組やCMも流れる時間帯は決まっています。こういった場合はその時間のサーバの数を増やすようにあらかじめ指定しておきつつ、ヤフトピ掲載や、テレビの生放送でタレントがぽろっとしゃべった、みたいな予想できないアクセス増加への保険としてオートスケーリングを設定しておく、というのが上手な使い方になります。

今回は書評ではなく、自己紹介を兼ねて私が学んでいるデジタル技術と広告のかかわりについて紹介してみました。なんかものすごく地味な話でしたね...

今後も書評に限らず、広告に絡む興味と知識の範囲内という緩いルールで書いて行きたいので、よろしくお願い致します。
おいおい、趣味とその蘊蓄なんかも混ぜこんでお伝えできればいいな、と思います。


Posted: 2013年11月 1日 09:01
Temma Ohki
大木 天馬 / Temma Ohki

PROFILE

電通 プロモーション事業局 スーパーバイザー 10年超の営業経験で、食品・飲料からエネルギー・通信、自動車・不動産まで、幅広い業種を担当。IT技術に明るく、システム部門での広告主・業務支援システム開発経験の他、テクニカルライターとして寄稿も行う。現在はデジタル系キャンペーンの企画立案と、国内外の最新技術とトレンド収集、それらとの提携や技術導入などを行っている。

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